特集

バンめしがレクチャーする『初めてのタイ料理アテンド』!

タイ料理レストランへのアテンドは、 バンコクに住み始めたら誰もが通る道。 「ゲストの苦手な料理ばかり選んでしまった……」 「気づいたら全部カレーだった……」 という事態を避けるには、どうすればいいの?

初アテンドでも外さないメニューを、バンめし編集部が伝授。 各カテゴリから人数に合わせて1〜数品ずつ選ぶのがコツです。 ゲストから「おっ、いい店だね」と言われれば大成功ですよ!

{前菜} ビール片手に、まずは軽くつまめるものを

01 トート・マン・クン

万人受け

トート・マン・クン エビのすり身にナンプラーやタイハーブを練りこんで揚げたもの。スイートチリソースをつけて食べる、初心者 向けメニュー。魚のすり身を使う トート・マン・プラー も美味だが、たまに激辛のもあるので要注意。

2回目以降

ガイ・ホー・バイトゥーイ は、パンダナスの葉で包んだ鶏の唐揚げ。春巻 ポー・ピア には揚げ(トート)と生 (ソット)があり、共に前菜向き。

曲者

生エビのナンプラーがけクンチェー・ナンプラーは、刺身っぽい けど、ニンニクたっぷり&激辛要注意!

{サイドディッシュ} あっさり系のヤム(サラダ)をチョイス

02 ヤム・ウンセン

万人受け

ヤム・ウンセン おなじみの青パパイヤサラダ、ソムタム と人気を二分するのが、春雨をシーフードや豚肉と和えたスパイシーなサ ラダ。春雨にナンプラーとライムのタレがしみこみ絶妙なおいしさに。結構辛いので、苦手な人は一言伝えて。

2回目以降

甘酸っぱいザボンのサラダ ヤム・ソムオー は女性に好評。鶏肉とカシューナッツ炒め ガイ・パット・メットマム アン は中華でもおなじみの味。

曲者

天カスみたいなサラダ ヤム・プラードック など、ナマズを使った料理 は苦手な人多し。

{スープ(トム)} 辛い&酸っぱいを楽しむのがスープの基本

03 (1) トムヤムクン

万人受け

トムヤムクン 世界三大スープの一つと言われるトムヤムクンは、何はともあれ頼みたい。 ココナッツミルク入りや無し、エビの大きさなど、お店ごとに異なる味を食べ比べるのも楽しい。人数を伝えればあらかじめ取り分けてくれるお店も。

2回目以降

鶏のココナッツスープ トムカーガイ は辛くないマイルドな味わい。変化球が欲しいなら、臓物入りのイサーン(東北)料理の トムセープ にもトライ。

曲者

海苔と豆腐のスープ トムジュート・ タオフー は、体調が悪い時にはよいが、 薄味でタイ料理らしさに欠ける。

{シーフード} 安くて新鮮な魚介は会食のハイライト!

04 プーパッポンカリー

万人受け

プーパッポンカリー 溶き卵をふんわり絡めたカニのカレー炒めは、ご飯がすすむ味。殻をチューチュー吸いながら手をベタベタにして食べる喜びは格別だが、上品に食べたい時にはあらかじめ殻を取り除いた 「ヌア・プー」を選ぶといいですよ。

2回目以降

小鍋でエビと春雨を蒸し煮にした クン・オップ・ウンセン 、スズキの丸揚げ プラーガポン・トート は、見た目も豪華で宴が盛り上がる。

曲者

魚卵スープ、ゲーンソム・カイ・プラー のような魚卵料理は好き嫌いが分かれそう。

{ゲーン(カレー)} ゲストの様子を見計らって辛い料理に挑戦

05 (1) ゲーン・キアオワーン

万人受け

ゲーン・キアオワーン キアオ(緑)ワーン(甘い)の名の通り、緑色の唐辛子ペーストを使ったグリーンカレーで、比較的マイルドな味の部類。具材のグリーンピースのようなスズメナスは少し苦い。ジャスミンライスにかけて食べるのがおすすめ。

2回目以降

別名「農夫のスープ」ゲーン・リヤン は野菜たっぷりのスッキリ味、世界一おいしい料理と称される ゲーン・マッサマン も、ぜひ本場でお試しを。

曲者

ターメリックなどの香辛料を使ったイエローカレー ゲーン・ルアン は、激辛なので上級者も注意!

{ごはんもの} 〆を食べなきゃ食事は終わらない!?

06 カーオパット・プー

万人受け

カーオパット・プー 〆の代表格といえばカーオパット(炒飯)。豚や牛、エビなど様々な具材があるが、特にプー(カニ)は満足度高し。パイナップルを丸ごと使った カーオパット・サパロット はおいしいけれど、ビジネス会食にはちょっと照れる。

2回目以降

クイッティアオ(米麺)を使ったタイ風焼きそば、パッタイ は、誰もが喜ぶ安定のメニュー。ピーナツやライム、砂糖を混ぜて好みの味に仕上げて。

曲者

カーオ・クルック・ガピ は、エビの発酵ペースト「ガピ」を使った炒飯。ヘルシーな料理だが独特なクセがある。

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