ジャパニーズキッチン・アンツ Ant’zのこだわり
予約するのが困難な「鳥どシ」など、東京に5つのレストランを運営する「アーミーアント」グループが初の海外店舗をバンコクトンローにオープン。モダンジャパニーズキッチンというコンセプトの元、料理、内装ともに流行に敏感な層に支持されそうな雰囲気を放っている。
トンロー通りソイ14、狭い路地を進んでいくと現れる「アンツ」の控えめな看板と日本庭園をイメージした敷石。のれんをくぐれば日本のデザイナーが設計し、選び抜いたセンスの良い調度品を纏った空間に、おのずと高揚感を抱かずにはいられない。
【定番】骨付き鶏もも肉の肉汁焼き(250B)
「定番」の名の通り、日本の店舗でも人気ナンバーワンの一品。お店独自の特製スパイスに24時間以上漬け込み、オーブンで焼き上げる。厳選したチー油(鶏油)を使用し、外はパリッと、そして口に入れたときのジューシーでコクのある旨味たるや!
添えられた自家製レモン塩は味変に最適。一通りお肉を頂いた後は、「銀シャリおむすび」(50B)をオーダーし、残ったタレを付けて頬張るちょっと下品な食べ方もアリ。2回目の訪問では、少しお肉を残して「ガーリックライス」(100B)を注文し、一緒に炒めてもらうなんて言う裏技も楽しめるため、2度も3度も美味しい逸品だ。
鮭といくらの土鍋ご飯(780 B)
日本で特注している専用土鍋でじっくり炊き上げる釜めし。少し焦げたコシヒカリにのった鮭はしっとり、イクラは口の中で弾ける間違いのない親子共演。注文してから40分ほどかかるため、早めの注文がベター。食べきれなければテイクアウトでお土産にもできるのでとりあえず頼んでおこう。
サーモンレアカツ(250B)
刺身としても食べられる新鮮なサーモンをレアカツ仕立てに。絶妙な火入れ加減で外はカリカリ、中はホロホロ。サーモンの旨味を一層引き立てる自家製タルタルソースを絡めて頂こう。
炙り和牛肉寿司(350B)
ひとつの握りにこのお肉の大きさ!
鹿児島県産A5ランクの和牛を惜しみなくオンザライス。目の前で炙られる和牛からしたたたる肉汁は唾液腺をくすぐります。味付けされているので、このままで頂くのも良いが、お好みでワサビをのせて。
お刺身盛合せ5点(390B/1人前)
豊洲から直送された旬の海の幸を使用。マグロ、ハマチ、カツオなど、その中から選りすぐりの5点を提供している。1人前から人数に応じて対応してくれるので気軽に注文ができるのは嬉しいサービス。
料理はもちろんのこと、ドリンクメニューにもこだわりがある。東京都渋谷区にある系列店の「鳥どシ」看板メニューでもあるフルーツサワーがバンコクでも味わえる。フルーツがごろごろ入っていてとてもフォトジェニック。ノンアルコールにすることもでき、アルコールが苦手な方でも楽しめます。
1階はカウンター席とソファー席、個室を完備。個室は2名から利用ができ、最大12名での利用が可能。2階のテーブル席も、フロアごと貸切って宴会(最大40名)もできるとのこと。
宴会コースは「豊洲の鮮魚のお刺身盛り合わせ」や「自家製タルタルのチキン南蛮」など全8品<2時間飲み放題(生ビールやレモンサワー3種、焼酎、ワインなど)付き>1,500Bと、「豊洲の鮮魚のお刺身盛り合わせ」や「A5ランクの和牛」など全10品付いた贅沢コース<2時間飲み放題付き>2,000Bの2種類を用意。
昼宴会やサプライズ、予算に応じた相談もできるのでまずは相談してみて。