住田千鶴子の知ってルーヤン?

タイカルチャー基礎知識:洪水への心構え

タイでは毎年のように東北部を中心に洪水に見舞われていましたが、2011年10月には、バンコクにも被害をもたらしました。それまでは、アユタヤ周辺の田畑や池に貯水してバンコクは難を逃れてきましたが、この年には様々な要因から限界を越してしまったのです。もともとタイは“タイランド=平ランド”とジョークで言われる通り平らな国で、バンコク周辺は海抜0メートル地域です。私はウィッタユ通りの木造の日本人学校に通っていましたが、雨季になると毎年のように水に浸かり休校になりました。膝上まで浸水した職員室で、魚をとったりしたことも今では懐かしい思い出です。
通常、タイの洪水は東北地方からゆっくりと南下して来るので、1カ月程前から、バンコクに到達するのはいつ頃という予想に基づき準備をすることができましたが、2011 年はアッという間に水が押し寄せました。 03 幸いセーンセープ運河を越えて南下しなかったため、多くの日本人が住むプルーンチットからスクンビット・ソイ71周辺は大丈夫でした。それでもバンコク市内のスーパーマー ケットなどでは、飲料水やトイレットペーパーが売り切れました。そしてタイ人の多くが自分達のためだけでなく、被災者のための物も買って配ったので、必需品の品切れが進みました。
その年、洪水で30人ほどが亡くなりました。その死因のほとんどが感電死とワニによるものでした。タイの電線はむき出しで道に垂れ下がっていることがあり、洪水で電線が水に浸かり、近くを通った人が感電死したのです。また、ワニによるものというのは、ワニ園からワニが逃げ出し、人に噛みついたためでした。
備えあれば憂いなし。ご自宅に飲料水、食料、医薬品などを準備しておくことをお勧めします。丈夫なゴム長やゴムボートもあるといいかもしれません。また浸水したら、決して裸足で水 の中に入らないよう、そして電線にはくれぐれもご注意願います。

住田 千鶴子 スミタ・カルチャー・センター&プロダクション主宰。長年にわたり、日本人駐在員や日系企業のタイ人従業員向けのトレーニング講師、国際会議での通訳・翻訳業務に携わる。東京ディズニーランドにて会議通訳・コーディネータ ー・アシスタントマネージャーとして18年活躍。初来タイは50年前の1963年。日本人駐在員の必須マナーについての著書が12月27日に出版予定 (SUMITA Limited Partnership出版)。 http://sumitaschool.com/

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